Yo te amo

Te adoro


 

ラテン世界音楽地図

ラテンミュージック初心者のあなたに送るこれだけはチェックしとけというアーティストをラテンミュージックの発信が盛んな国別 に集めました。ラテンミュージックの魅力の一つは色々な国、文化の違いがその音に現れているところにもあります。国や地域ごとに異なるSabor(フレーバー)を味わってください。取り上げれれている国を地図で確認すればおわかりのようになぜかカリブ海に面した国ばかりです。もちろんアルゼンチンとかも有名なタンゴとかありますが、一般的にラテンのポピュラーミュージックというとこのあたりがメインです。

以下のアーティストはラテン世界の知名度が高く音楽も良いので永続的に人気が続いている実力派スターたちで常にテレビ、ラジオ、ディスコ、町中、家庭、タクシー、バスの中で曲が流れ新聞の芸能欄にもよく取り上げられている人たちです。老若男女に人気がありラテン世界でクイズ100人に聞きました形式で質問すればたぶん90人以上が正解するでしょう。

この辺りを押さえておけばあなたのラテンミュージック偏差値もトップレベル。ラテン世界を旅行してもみな音楽好きなのでの話のネタに困らないでしょう。

サ、ラテンポップスなど中南米のラテンミュージックを紹介するホームページです。


Norte America

Calibe

Centro America

Sudamerica

プエルトリコとかキューバなどからの移民が都会にあう洗練されたラテンミュージックを奏でる地、それがU.S.です。

Estados Unidos

マイアミ、ニュヨークなどラティーノ人口が急増しているU.S.は最新のラテンミュージックの発信地であり、購買力があるのでラテンミュージシャンにとっては大きな市場でもあります。だってCDは物価の安い中米でも日本でも同じ値段15ドル位だから相対的にラテンの国ではCDはかなり高い買い物です。

Marc Anthony

顔は不味いが声は良いとの評価。歌もロマンティックで曲の出来も良いので男女ともに人気がとても高い。今が旬のアーティスト。Jenifer LopezとのDuet曲No me ames(俺に惚れちゃあーいけねーぜ)も定番となりつつある。

推薦アルバム-Libre-最新アルバムでも勢いが衰えません。ヒット曲多数なのでベスト版(Desde un principio)も聞いて欲しいですね。

India

Marc Anthonyと並んで今のサルサ界をリードするア−ティスト。常にいいアルバムを出し続ける迫力のgoldita。最新アルバムも非常に内容が良く大人気。何故か個人家庭のステレオから大音量でインディアがかかっているのを良く聴いた。確かに伸びやかでパワフルな声でボリュームアップしたくなる気持ちは分かる。

推薦アルバム-Sola-新しいインディアが感じられます。

Celia Cruz

常に人気があるサルサの女王。いまはLa Vida es un calnavalが大ヒットというかずーと聴かれていてディスコなどの定番ソングとなっている。キューバではこの曲をなんと一人でおもちゃのラッパと太鼓で演奏し続ける大道芸人まで出没していた。キューバ系では有名なグロリアエステファンも大きな人気がある。

推薦アルバム-Mi Vida Es Cantar -La Vida es un calnavalが入っていて日本版も出ているので手に入れやすいでしょう。Oldファン(インドネシアであったコロンビアのサルサバンドもリーダー)に言わせるとSonora matancela時代のセリアクルスはもっと素晴らしかったとの事。

2003年に現役のまま亡くなりました。

Dark Latin Groove

以前にこのHPで紹介済みであるが解散後も人気が高くコスタリカの喫茶店ではDLGのビデオが流れると店員が音を大きくして踊りだした。決して流行りものでは片づけられない曲、リズム、声とすごい才能を感じさせる。

推薦アルバム-Greatest Hits-3枚CD出しただけであっという間に解散してしまいましたのでこの一枚で総括OKです。


Calibe

Norte America

Centro America

Sudamerica

アフリカとヨーロッパの音楽の出会った場所それがカリブ海の島々です。それぞれ特徴のある魅力溢れたislas bonitasで他にもレゲエのジャマイカやフランス系のマルティニークとかあって南方系の音楽好きには天国のような場所です。

Puerto Rico

U.S.の自由州で、別名サルサの島と言うくらいサルサアーティストを大量に輩出している場所です。他にもGilbert Santa RosaとかJerry Riveraなども大人気です。

El Gran Combo

Universo de Salsa, El Gran Combo de Puerto Rico!とコンサートで登場。つまりサルサ宇宙、サルサの魅力の全てがここにあるということ。それぐらい凄いグループです。どれくらい凄いかというと彼らのレコードレーベルがあるようでそこのウエブページで買える彼らのCDの枚数が現在64枚!!!。グループ結成の1962年のMename Los Mangos (1962)から2002年の40th Anniversary LIVE (2002)まで。そして極め付けがEntire El Gran Combo (34 CDs) Collection$476.67 というもの。34枚のCDで5万円!。ひとつのグループでこのCDセットというのはもしかしたらギネスブックに載っているのではないかと思わせる凄さです。

そして我々東洋人にうれしいのが彼らの多分ベストヒットがOjos Chinos(中国娘の瞳)というナンバーで、これがわくわくするようないい曲でどのベスト版買っても入っているでしょう。Chino(中国)となっていますが彼らの演奏のお茶目な振り付け(右の写真)からみるとどうも日本のロボットをイメージしているような感じで中国も日本もごちゃ混ぜですが。

彼らの凄いのは大物でありながらいまだにアメリカの片田舎オハイオの小さな町ののラテンフェスティバルでラティーノを喜ばせていること。演奏も2003年時点でも最初の音がなった瞬間にワオーというグルーブがあって最高。昔のヒット曲やってもナツメロという感じがぜんぜんしなくて古さをまったく感じさせない。サルサって古びないというか、マジックを感じました。

推薦アルバム−Entire El Gran Combo (34 CDs) Collection$476.67冗談です。最初は2枚組みくらいのベスト版を買ってください。その後こいつを買って私に貸してください。

Victor Manuelle

特に女性に人気が高い、抱かれたい男No.1!ってホントか。でも自分が女だったらもう狂っちゃうだろうなという位カッコいい。リッキーマーティンなんて青い青いっていう感じです。

Ironias以前は異常なまで粒ぞろいの作品が連発されていて驚き。これによって一挙にSalsa界のKingになったといえる。

推薦アルバム- Ironias 以前のどれでも。最近ベスト盤も2枚くらい出ているので最初はそっちがいいでしょう。 Ironias以降は以前と比べたらパワーダウンが否めない。 というよりそれまでが良すぎたといえるかも。

Dominica

メレンゲの島として有名だが最近はバチャータ人気がそれを越す勢い。僕の友達の話ですが、ホテルの受付の女の子に日本での生活の愚痴をこぼして「長生きしたくないよ。」とか話してたら「人生はお金があっても無くてもとても美しいものなのよ。そんなこと言わないで、日本で暮らすのが嫌ならドミニカで暮らせばいいじゃないの。」というように諭されたとか。そんなCorazon bonitaな人々の暮らす島です。

Chichi Peralta

Juan luiz Gerraも人気があるが、哀愁のメロディーと声のPurocula1曲でラテン心を虜にした才能溢れるニュードミニカンアーティスト。アルバムの他の曲も非常に出来が良い。新しいアルバムもいいらしい。

推薦アルバム-Pa' Otro La'o -Puroculaの含まれている、素晴らしいデビューアルバムです。未だにレコードやさんのショーケースの目立つところに何枚も置いてあります。露天のコピーCD販売店の定番商品にもなっている人気作品。

Cuba

言わずとしれたいまブエナビスタで人気急上昇の音楽の島。町を歩いていればどこからかバンドの練習の音が聴こえてきて通りで人々が踊ってるラテンイメージそのままの国。但しラテンと言うよりはアフロミュージックに近いというのが僕の実感。

海は綺麗、建物はコロニアル調で世界遺産になっているほど立派、女性はモデルみたいなスタイルのいいムラータ(黒人と白人の混血)が異様な魅力を放って町をノーブラ(暑いから)で歩いていてさらに超フレンドリー。Esa mulata mueve mucho la sintula~(ムラータが体グリグリ〜とムラータは中南米とヨーロッパ男性の憧れです。)また社会主義の為治安の確保にキューバ政府が全力を挙げていて夜中でも100メートルおきに警官が立っており深夜3時頃でも女性が町を一人歩きできるという日本より安全な国。難点はスペイン語が聞き取りにくいことと、飯(外食)がまずいことと、外国人向けの物価がやや高いということ。

キューバはかなり大きな国でハバナ以外にも魅力のある町や、島(isla de Jubentos)が沢山あり1月位旅行しても飽きない魅力に溢れた国です。是非次のVacacionはCubaへVamos!

Los Van Van

キューバのアーティストはほとんどキューバ以外では聞かれない。キューバはラテンというよりはアフロという感じでサウンドが乾いているのでラテン人の哀愁心にキューバのアーティストが引っかからないせいだと思う。

キューバでは圧倒的にこのLos Van Vanがぶっちぎり人気No.1。今年の春のキューバでのライブでは死者まで出る熱狂ぶりだったという。Los Van Vanを前にするとキューバ人が狂って危険なため外国人は2階席にしか入れないらしい。ファンホーメル、カワイイ!というおばちゃんの人気もある。新しめのアーティストではBamboleoなどがおしゃれで人気が高い。

推薦アルバム-30 Years Of Cubas Greastest Dance Band -キューバでもジャケット違いでこの30周年記念アルバムが売ってました。ベスト盤3枚組とかじゃないと収まらない感じです。


Centro America

Norte America

Calibe

Sudamerica

メキシコ系の音がニカラグアくらいまで影響力が強い。コスタリカは普通のプエルトリコ系のサルサが人気。またスペイン語のレゲエも大人気。クンビア、バジェナートなどの馬が足代わりのようなのんびりした生活をしてないと聴くのがつらいような牧歌的なラテンミュージックも根強い人気がある。

Mexico

マリアッチで有名。カウボーイスタイルで着飾ったギター、バイオリンとトランペットをバックに熱く、熱く愛を熱唱する歌手が多い。

 

Alejandro Fernandez

ロマンティック。ラティーナが歌詞と声をうっとりして聴くメキシコのランチェーラミュージック(マリアッチのリズムをゆっくり目にしたロマンティックな歌謡曲)で本人の典型的なラテン男性の魅力もあってラティーナはメロメロ。ディスコで踊り終わったあとの夜の二人だけのミュージックです。

推薦アルバム-Mi Veldad-最近がんがんレコード出しまくってますが、ぼくはこれに含まれているSi he sabid amor(もし愛を知っていたら)が一番好きな曲です。これ聴きながら愛におぼれ死んじゃうって感じ。

左:徹子の部屋の様な番組に出演するAF

右:同じくランチェーラ歌手の父Vicente Fernandezと子供時代AFの貴重映像。

Ana Gabriel

声の力強さと哀愁が尋常ではなく最もラテンを声だけで感じさせるメキシコのアーティスト。1/4中国人の血が入っていると言うことで少し東洋系の顔つきも親しみがわく。歌詞がわからないイギリス人でも思わず歌声に涙をこぼしてしまう歌唱力。歌詞が分かったらもう号泣きです。聞くと悲しくなるから聞きたくないというラテン人もいるほど。僕のフェイバリット女性シンガーです。是非聞いてみてください。

推薦アルバム-Mi Mexico-ベスト盤もいいでしょうがこれが全曲素晴らしくて1曲目からラテンの世界に凄いパワーで吸い込まれます。

Mana

ラテンロックといえばマナしかいないと言うくらい人気がある。多少ボンゴやコンガなどラテン打楽器が入っているのがラテン人に聞き易いのか。いまはサンタナとのデュエット曲がヒット中。グアテマラのスペイン語学校でも彼らのreloj(時計)という曲が聞き取りの教材として使われていた。ラテングラミーでも「ラテンミュージックを守っていこうぜ!」と熱くメッセージしてました。

推薦アルバム-MTV Unplugged [LIVE] -アンプラグドなのでよりコンガなどの音が栄えてラテンミュージックファンにも楽しめるロックとなっています。

Panama

黒人が多く元々コロンビアだった伝統からかクンビアやアコーディオンのバジェナートのようなパナメニアンミュージックも人気。テレビでやっていた伝統芸能の鳥?の鳴き真似コンテストアウアウアウー、アウアウアウーアっていうのが忘れられません。雰囲気はキューバが資本主義化したらこんな雰囲気になるかなという感じで、明るく開放的。

Ruben Blades

ヒット曲も沢山ある大御所アーティスト。決して過去の人ではない。最近のアルバムも今でも最前線の充実した出来。スパイクリーの映画でも曲が使われたり(Do the right thing)、ラティーノのチンピラマフィアのような役でも出たりしている.(Mo better Blues)

推薦アルバム-Tiempos-キャリアが長くヒット曲多数なのでベストアルバムもいいのですがこのアルバム以降あらたな領域に入っています。


Sudameica

Norte America

Calibe

Centro America

プエルトリコ系のサルサとはまた違うより乾いた大陸的なサルサのあるコロンビアと、ベネゼエラが代表的なラテンミュージックの国です。

Colombia

非常に音楽が盛んな国でサルサと美女と麻薬カルテルの都Caliがあるほか、バジェナート、クンビアなど多様なリズムがある。「顔きれいはコロンビア女の誇りよ。」という魅惑の国。人々もとても親切で見所もたくさんあるらしいが、現在旅行するのは非常に危険らしくあそこに行くのは死にに行くようなモノだとキューバ人にも他の中米の国でもいわれる。コロンビアのニュースといえば常に麻薬かゲリラ、誘拐、殺人ばかりであるのでパナマで知り会ったコロンビア人はニュースを見てPobresito(かわいそう)と涙ぐんでいた。国があまりに危険なためスペイン、U.S.、コスタリカやパナマなどにコロンビア人が移住をしていて、お金がないコロンビア人はゲリラや山賊で超危険と言われるパナマとコロンビアの国境のジャングル地帯を歩いてパナマへ入ってくるそうだ。

Carlos Vives

コロンビアの大スター。アコーディオンの哀愁ラテンミュージックバジェナートをベースにしたサウンドでとても人気がある。キューバでも人気でサルサではないが無理矢理ディスコトラック化したFruta frescaがディスコなどでかかる。

推薦アルバム-El amor de mi tierra-愛のほとばしるこの超傑作アルバムで決まり。昔のバジェナートアルバムはトウモロコシ畑に囲まれて生活しない日本人が聴くのはつらいかも。

Shakira

ロック系で人気があるコロンビアの歌姫。ややアラブ系の入った顔と音楽で大人気。今はチリかアルゼンチンかの大統領の息子とのラブロマンスが新聞で毎日取り上げられている。コロンビアとベネゼエラの国境近くの海岸地方はシャキーラの様なアラブ系の血の入った目元のくどーい異常に美しいコロンビア美人がいることで有名だそうです。

推薦アルバム-MTV Unplugged [LIVE] -たぶんこのアンプラグドであのよじれた特徴のある歌声が満喫できるでしょう。

Venezuela

石油で潤っているせいか音楽の発信はさかん。最近ではPassion JuvenilとかAdlesents Orqestraなども人気。チャベス大統領がカストロと仲良しでそのうち反米が高じて社会主義化するか?そんな訳ないって。しかしコロンビアゲリラの後ろ盾でもあるらしい。

Oscar d' Leon

説明の必要がないサルサの大スターで、ニカラグアで会ったベネゼエラ人が彼はDiabro de Salsa(サルサの悪魔)と本国では呼ばれていると言っていた。2時間コンサートやって少し休んでまた2時間コンサートをやるそうだ。今でも異常に精力的で最近はDeja que te quieraのセクハラジムインストラクターのビデオがよく流れていた。実生活でも精力的で沢山女と子供がいてベネゼエラでもやり過ぎと嫌う人も多いらしい。最近Jimmy Leonという息子があのハイトーンボイスそのままでデビューしている。

推薦アルバム-Los mejores Oscares!-古めのヒット曲集ですがこのころが作品的にはピークです。

 

Octubre 2000

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